過激派の文在寅(右)を中道派の安熙正(左)が追う展開
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引用:http://img.mbn.co.kr/filewww/news/other/2017/02/03/121017021121.jpg


潘基文は不正疑惑で辞退

韓国大統領選で与党からの最有力候補だった潘基文(前国連事務総長)が不出馬を表明し、混戦模様となっている。

潘基文は国連事務総長だった2年以上前から大統領選への出馬を表明し、韓国では「世界大統領」を名乗っていました。

「世界大統領の私が韓国の大統領にふさわしい」と自信満々だったが、朴大統領の不祥事から与党の人気が急降下しました。
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さらに潘基文自身にも裏金疑惑が浮上して、批判が強まり検察の捜査が及ぼうとしていました。

韓国メディアによると2005年と2007年の2度に渡って韓国財閥から裏金を受け取り、政治的便宜を図っていました。

裏金が国連事務総長のイスを「買う」ために使われたかは分からないが、彼の業績に大きな疑問が持たれている。


その潘基文は「根も葉もないデマで名誉を毀損された」として大統領選不出馬を表明し、ハーバード大学の教授におさまります。

そのハーバード大学では最近、中国共産党幹部の師弟を裏口入学で無試験で入学や卒業させていると、一部で報道されている。

世界一の名門校と評価されているが、実際には教授の推薦だけで入学でき、教授は金で買収できるのでした。


それはさて置いて、潘基文辞退によって大統領候補は2番手以下が繰り上がり、2位だった文在寅が本命候補になった。

文在寅は暴言で知られるフィリピン大統領になぞらえて「韓国のドゥテルテ」と呼ばれ、特に日本批判を得意としている。

文在寅は「親中国」「親北朝鮮」「反日本」「反米」で典型的な左派系政治家で、32%の支持率を得てトップを独走している。



穏健派の安熙正候補

文在寅は学生運動出身で反政府活動で逮捕歴があり、同じく過激な反日思想の盧武鉉大統領と親しかった。

盧武鉉政権で大統領秘書室長を勤め、執拗な日本叩きと謝罪要求、賠償金請求を主導したとされている。

2012年の大統領選挙で朴大統領に破れたが、朴大統領のスキャンダルで一躍韓国のヒーローになった。


文在寅の1強に対して2位グループは混戦だが、野党民主党の安熙正が支持率19%で追い上げている。

与党セヌリ党は潘基文の敵前逃亡で候補者が居なくなってしまい、与党支持者は安熙正を支持する人が増えてきている。

安熙正(アン・ヒジョン)は野党に加えて与党支持者を取り込もうとし、中道的な政策を主張している。


最近韓国は大不況で失業率が上昇し賃金は低下、企業の業績は低迷し倒産も増加しています。

安熙正は日本の経済協力を得る必要があるとして、歴史問題は一時棚上げする姿勢を見せています。

「日本の蛮行は永遠に許さない」「戦争犯罪に時効はない」と言っているが、同時に歴史問題と経済は分離するとしている。


昔韓国が経済破綻してIMF管理下に入ったとき、金大中大統領は巧妙に日本批判しながら「批判して欲しくなければ金を出せ」という外交を展開した。

おそらく安熙正もネチネチと歴史問題で日本をつつきながら、「金をよこすなら今日は勘弁してやる」という対日外交をするのかも知れない。

候補者の中では安熙正が最も穏健派であり、多くの韓国人は経済的援助を得る為には「犯罪国家」と一時休戦もやむを得ないと考えている。


だがそれは和解とか問題解決しようということではない。

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