値下げしても計画が巨大すぎて米国の支出はあまり安くならない
C35fGtNUEAA028L
引用:https://pbs.twimg.com/media/C35fGtNUEAA028L.jpg


日本向けF35の配備が始まる

山口県岩国基地で米海兵隊が、配備されたF35B戦闘機で1月31日から垂直着陸訓練を始めました。

F35Bは佐世保に配属される強襲揚陸艦「ワスプ」の艦載機になる予定で、離着艦に垂直離着陸が必要になる。

強襲揚陸艦には米空母のようなカタパルトが無く飛行甲板が狭いので、通常の航空機は運用できない。
          スポンサー リンク



現在は垂直離着陸戦闘機AV-8B ハリアーIIを搭載可能だが、通常はヘリコプターだけを搭載し運用しています。

湾岸戦争時には強襲揚陸艦にもハリアーが搭載され、上陸部隊支援のために小規模な敵施設攻撃を実施しました。

F35Bは1月9日にアリゾナを出発し、自力飛行で1月18日に山口県岩国市岩国基地に到着しました。


F35Bは1月に10機、8月に6機が配備され、FA18戦闘機12機やAV8ハリアー8機と交代する。

航空自衛隊向けF35Aは2016年8月に公開され、日の丸がグレーに塗りつぶされたデザインが話題になりました。

導入する42機のうち4機が米国で引き渡され、16年9月には日本向け機体の飛行動画も公開されていました。


航空自衛隊のパイロットは納入前の2016年春頃からルーク空軍基地で飛行訓練をしていて、自衛隊機の飛行も行っているとされる。

自衛隊のF-35戦闘機は青森県の三沢基地に、17年度は1機、18年度は9機、19、20年度は6機を配備する予定です。

F-35の配備にともなって三沢基地のF2戦闘機は九州や関東に移動する事になっている。


日の丸がグレーの航空自衛隊F35
mig
引用:http://rr.img.naver.jp/mig?src=http%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fhonmo_takeshi%2Fimgs%2Ff%2Fa%2Ffae49287.jpg&twidth=1200&theight=1200&qlt=80&res_format=jpg&op=r



F35の値引き交渉

トランプ新大統領はF35の値段が高すぎるとして値下げさせると宣言していたが、就任後に価格交渉が行われました。

2月3日に米国防総省はF35、90機分の価格を7億2800万ドル引き下げて、一機当たり9460万ドルにすると発表しました。

調達数は3タイプ合計で米国分だけで3100機なので、1機1億ドルとして3100億ドル(33兆円)ですがこれは生産価格に過ぎません。


F35の開発費は既に44兆円が投入されていて、完成まで同じくらい開発費がかかると言われています。

配備してからも維持費やアップグレード費用がかかるので、F15と同じく30年間以上使用するとして、総額200兆円はかかります。

オバマ大統領が高すぎると批判して生産中止させたF22の開発費はたった6兆円で、一機あたり価格は1億5000万ドルに過ぎませんでした。


F22は生産機数197機なので計算すると一機450億円+アップグレードと整備費用(計550億円程度?)、F35は生涯で一機645億円という事になります。

F35の一機辺りの生涯コストはF22より100億円ほど高いが、生産機数でF35が15倍も多いのを考えると、非常に高価だと言えます。

F22とF35の最大の違いは電子装備やIT技術の投入で、パイロットが「操縦」しなくてもほぼ自動で飛行していきます。


F35のパイロットは複雑な操縦や計器類の監視はせず、戦闘や情報収集に専念するので、旧世代機に確実に勝つ事ができる。

ただしそれはコンピューターが期待通りに動作した場合で、当分F35は未完成なので戦闘禁止になります。

戦闘空域や危険な空域の飛行は禁止され、安全な空域だけを飛行し、F15やFA18が従来どおり危険な任務をこなす。

          スポンサー リンク


          スポンサー リンク