金正恩と習近平は拉致と粛清で不満を抑えている
20150318004075
引用:http://img.chinatimes.com/newsphoto/2015-03-18/656/20150318004075.jpg


北朝鮮の国内弾圧

北朝鮮の金正日前総書記の長男で、海外逃亡していた金正男がマレーシアのクアラルンプールでなくなったと報道されています。

2人組みの北朝鮮工作員とみられる女が、液体を振りかけた後で倒れ、助けを求めたがそのまま息絶えた。

女達はベトナム人ともミャンマー人とも言われていて、他にも男達4人が犯行に関与したとしてマレーシア警察が行方を追っている。
          スポンサー リンク



金正男は東南アジアを中心に拠点を移動していたが、生活費などは中国当局が出していたと言われている。

北朝鮮の金正恩政府は核やミサイル開発などで中国の指示に従わず、「属国」の代表に相応しくないと中国は考えていた。

金正恩は過去にクーデターを起こされた事があり、背後では中国が金正恩交代を望んで支援していたとする説がある。


中国は金正恩よりは穏健派の金正男を好んでいて、金正恩を失脚させた後に金正男を北朝鮮最高指導者ししようとしていると考えられた。

これを金正恩から見ると金正男が生きている限り、自分の命が狙われることになり、一刻も早く葬る必要があった。

金正恩は兄の金正男だけではなく、金正日時代からの忠臣や高官を、次々に粛清しているとされています。


自分の叔父である張成沢国防副委員長を初めとして、政府高官数百人を粛清し、一般民衆に至ってはさらに多くの犠牲を出している。

金正恩の「粛清好き」には理由があり、彼の母親は在日韓国人で金正日の正妻ではなく、最高指導者になれる身分ではなかった。

それが正妻が産んだ長男の金正男が日本に密入国しようとして拘束され失脚し、三男の金正恩が金正日によって指名された。


金正恩が北朝鮮では身分が低い在日帰国者の子供だというのは高官なら誰でも知っており、あからさまに見下したり命令する者も居たという。

そうした態度を取る部下を粛清することで、金正恩は権力を確立し、独裁体制を維持している。

あくびをした、返事が小声だった、姿勢が猫背だったなどの理由で数人の高官が粛清されている。



中国の国民「拉致政策」

一方で中国の習近平政権もこのところ弾圧や粛清を強化していて、先日は資産家の肖建華が失踪し、のちに中国公安が拉致したと判明した。

中国の警察や公安、軍隊はイギリスとの返還協定で、香港での活動が禁じられているが、香港の別邸から公安によって連れ去られた。

2015年10月には習近平のスキャンダル本などを出版していた香港出版社関係者5人が中国公安に拉致され、1人はまだ香港に「帰国」していません。


4人は数ヶ月監禁された末に香港に戻ったが、拉致前とは人が変わったようになり、中国当局や権力者への批判はしなくなった。

おそらく解放されない1人はこうした「反省」を拒否したために、どこかの収容所に入れられたか、消されたと考えられる。

2015年12月には「中国のバフェット」と呼ばれている中国17位の資産家、郭広昌が失踪し、やはり中国公安が拉致したのが分かった。


ちなみになぜ「公安が拉致した」と判明するかというと、本人が解放されて喋るからで、解放しなければ永遠に「失踪」したままになります。

資産家の拘束は習近平に対立する勢力に味方したが、習近平に反抗的な態度を取っていたと考えられていて、「反省」すると釈放されています。

2015年7月には中国公安が「人権派弁護士」数百人を拘束し、数名は現在も解放されていません。


解放された弁護士はやはり「自分が間違っていた」と深く反省し、共産党や公安に忠誠を誓っています。

ここでも反省を拒否した弁護士はどこかに送られて、帰らぬ旅に出たと考えられています。

因みに中国公安が反体制派を連行するときは「旅に出る事になる」と言って連れ去るそうです。


解放された人によると、連行されたあとは小部屋に監禁され、眠らせなかったり精神的な苦痛を加えて罪を自白させ、反省させられます。

いわゆる洗脳やマインドコントロールですが、それすらマシな方で、奥地の収容所に入れられたり、人知れず処刑される場合もある。

          スポンサー リンク


          スポンサー リンク